芸術表現につきつけられたアポリア。落日しつつある西洋社会の閉塞感のなかに胚胎し、続く大戦経験がもたらした表現とは?前衛芸術、録音メディアの登場、ジャズの熱狂、音楽の国有化…音楽史の切断面への試論。 「クラシック音楽」はいつ終わったのか?―音楽史における第一次世界大戦の前後 (レクチャー第一次世界大戦を考える) 岡田暁生 人文書院 体裁:4-6・147ページ Read More →

兵役拒否者は、独善的な臆病者なのか?未曾有の総力戦を背景に、史上初の徴兵制実施に踏み切ったイギリス。その導入と運用の経緯をたどりながら、良心的兵役拒否者たちの葛藤を描き出す。 徴兵制と良心的兵役拒否―イギリスの第一次世界大戦経験 (レクチャー第一次世界大戦を考える) 小関隆 人文書院 体裁:4-6・150ページ 定価:本体1,500円+税 ISBN-10:4Read More →

無生物である「モノ」が人へとはたらきかける——「人とモノと身体」の相互関係をフェティシズム概念から斬るシリーズ、第1巻は理論編。宗教、経済、精神分析・性におけるフェティシズム概念、フェティッシュを考える上で無視できないモノ研究、そしてこうした理論的研究がわれわれにもたらす展望、この3部から問う。 フェティシズム論の系譜と展望 (フェティシズム研究) 京都大学Read More →