2025年2月8日(土)13時30分~より(13時 開場)、京都大学人文科学研究所 本館4階 大会議室 + Zoomオンラインにて、人文研アカデミー2024 市民共創セミナー『「暮しの手帖」の理論と実践』が開催されます。登壇者:難波達己(暮しの手帖社)、西川和樹(同志社大学)、菅原百合絵(人文科学研究所)、瀬戸口明久(人文科学研究所)、森谷理紗(人文科学研究所)。司会:藤原辰史(人文科学研究所)。コメント:福家崇洋(人文科学研究所)、小堀聡(人文科学研究所)。挨拶:横山泰子(暮しの手帖社 代表取締役社長)。対面・オンラインともに無料。
- 対面での参加の場合:事前申し込み不要。
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https://zoom.us/webinar/register/WN_RKx_iGNURtKCPxeFjznn8Q
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2023年度から始まった人文科学研究所共同研究班「高度経済成長期の生活史」は、雑誌『暮しの手帖』の未公開史料の整理、分析を通して、『暮しの手帖』の理論と実践を明らかにするとともに、急激な社会的変化をとげた1950年代から1970年代の日本社会の庶民の「くらし」に迫るプロジェクトです。
このシンポジウムは、本プロジェクト2年目の中間報告です。 広告を取らず、反戦の旗色を明確にした雑誌『暮しの手帖』は、編集長・花森安治のもと、個性的な試みを続けます。 企業の商品の優劣を明示した「商品テスト」、料理レシピや衣服の型紙の提示、庶民が記した戦争中の暮しや女性のくらしの作文の掲載など、あまりにもユニークで鋭角な記事は当時の日本社会の変貌に少なからぬ影響を与えました。 このシンポジウムを通じて、その全貌に迫ります。